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■紙原稿の注意点-モノクロ、単色、レインボー刷り

◎紙原稿のモノクロ・単色刷りの原稿は黒1色で!

紙原稿の極意は、とにかく、[真っ黒と真っ白で作られた原稿]であることです。
漫画によく使われているスクリーントーンも、よく見ると黒の細かい点で描かれていて、白地と黒点に分かれています。
また、色インクを使用した単色刷り、レインボー印刷の場合も同じように黒一色で原稿を描きます。
(赤インクで印刷するから赤で原稿を描く!というのは、フルカラー印刷の時です。)
印刷に出したいものはとにかく[黒く]、印刷に出したくないものはとにかく消して、[白く]しましょう。

原稿をかくことに慣れていない人、不安がある人ほど、市販の原稿用紙を使いましょう。
(栄光でも原稿用紙をご用意していますので、お近くの文房具店などで手に入らない場合は、お問い合わせ下さい)
市販されている原稿用紙は、本文用に、[同人誌原稿用紙](紙の大きさがA4で、仕上がり枠がB5サイズ)と、
[投稿用原稿用紙](紙の大きさがB4くらいあって、仕上がり枠が約A4サイズ)の2種類。表紙用に、[表紙用原稿用紙]があります。
モノクロ、単色、レインボー印刷の原稿の縮小は無料です。
ただし極端に縮小率が高いと、トーンのつぶれなど印刷あがりが悪くなることがありますので、
作りたい本のサイズにあわせて、適したサイズの原稿用紙を選びましょう。

1冊の本文原稿は、サイズ(=縮小率)を統一してください。( = ページによって投稿用と同人用が混じっているのは×)
サイズさえ同じであれば、原稿用紙のメーカーがページによって違うのは、特に問題ありません。
本文と表紙まわりで、縮小率が違うのについては、特に問題ありません。
(OK例:A5本で、表紙まわりは表紙用原稿用紙を使って描いたので、100%(原寸)で印刷。本文は同人誌用原稿用紙を使って描いたので、82%縮小印刷)

<本文用の原稿用紙・縮小率>
A5の本が作りたい ◎同人誌用原稿用紙(82%に縮小します)
○投稿用原稿用紙(68%に縮小します)
B5の本が作りたい ◎同人誌用原稿用紙(等倍です)
◎投稿用原稿用紙(83%に縮小します)
B6の本・文庫本が作りたい ○同人誌用原稿用紙(71〜58%に縮小します)
◎専用原稿用紙(等倍です)
△投稿用原稿用紙(縮小率が59%以上と高いので、
 おすすめしません)
新書本が作りたい   ! 専用原稿用紙(等倍)か、
 拡大縮小の必要がない等倍原稿のみ受付
 (他の原稿用紙ですとタテヨコの比率が違うため使えません)
   ※※オンデマンドコースは、投稿用原稿用紙は使えません※※

パソコンで作った原稿を紙にプリントして版下にされる場合は、
@市販の原稿用紙に直接プリントする
 …プリント後、給紙不良による印字位置ずれなどがないか確認して下さい。 
 当社では基本的に、原稿用紙のトンボに従って作業します。
 データ上にトンボを入れて、トンボと一緒にプリントする方は、
 [原稿用紙にもともとあるトンボ]と[お客様がプリントされたトンボ]どちらを使えばよいか
 判断に迷いますので、指示を頂くか、下記のBにしてください
A適当な紙にプリントしたあと、トンボが入った市販の原稿用紙に貼り付ける
Bデータ上
でトンボを入れて、原稿ごと白い紙にプリント
  …トンボを作ったら、確認用に最初に1枚プリントして、トンボから
 トンボまでのサイズに間違いがないか、ものさしで測って確認した上で、使用して下さい。
 データのトンボに間違いがない時も、プリンターの設定などで、自動的に
 拡大・縮小されて、トンボサイズが変わっていることがあります。
Cぬりたしの必要ない(=全ページタチキリなし、四方が真っ白)原稿の時は、
 作りたい本のサイズの紙にプリントする(B5本なら、B5の紙へプリント)
 のいずれかの方法が考えられます。縮小率は上記表に準じますので、作成時にはご注意下さい。
 なお、パソコンでプリントされた原稿で、印刷に適さないものが大変多く見られます。次の項目でよくご確認下さい。


【モノクロ印刷(色インク単色刷・2色刷・レインボー印刷も)に適さないもの】
×黒以外の色でかかれたもの。
×えんぴつがき、うすずみなどの、
グレーのもの。
×黒ペンで描いてあっても、真っ黒になっていないもの

 (描いた時は真っ黒でも、消しゴムをかけたりすると薄くなることがあります)
×パソコンでプリントしたような、グレーの原稿。
 (インクジェットのプリントは一見すると綺麗でも、拡大してみるとグレー部分が多いことが分かると思います。
  インクジェットプリントでも、グレー部分には新聞のようなアミ点処理を施すなどして
  白黒はっきりプリントされているかどうかで、印刷仕上がりが変わってきます)
 黒ベタに白抜きの文字をインクジェットでプリントして使う場合、
 プリントの時点ではっきり白く抜けていないため、印刷すると潰れて読みづらくなっている原稿が多いです!
 同じサイズなら、明朝体の文字より太めのゴシック体が安全。
 明朝体や、一画一画が細い文字がよいなら、サイズを大きめにしましょう。

×印刷に向かないスクリーントーン
 (点点が真っ黒になっていない、製造会社の不良スクリーントーン)
 (ノリのつきが悪い、または原稿から浮いているトーン→空気が入ってぼけたり刷り上がりの黒に差が出たりします)
 (点描など、点々が細かすぎるトーン→印刷で拾えません。適性は10〜60%のとき、線数60Lまで 程度です)
 (グラデーションなど濃いところで、アミ店が●でなく◆になっているもの→潰れやすく綺麗に印刷できません)
 (白抜きのトーン→黒ベタ原稿に貼付けることで白が透けてグレーっぽくなり、印刷で拾えません)

極端な話、どんなに細い線も、真っ黒に出ていれば、かなり精密に再現できます。
逆に、線は太くても、グレーだと、出たり出なかったり、かすれたようになって綺麗に出ません。
とはいえ[印刷に適した綺麗な線]を引くためには、かなりの練習が必要かと思います。
何度も試してみて、拾得できるものでもありますので、頑張っていきましょう。




■紙原稿の注意点-カラー

◎カラー原稿は原則、原寸サイズ(縮小拡大がいらないサイズ)で!
B5の本を作りたいなら、本文はタチキリサイズがB5の、
表紙はB5本用表紙原稿用紙(タチキリサイズがB4+背幅のもの)を。

フルカラー印刷は、モノクロ以上の色情報で、原稿を再現しようとします。
ですので、原稿の汚れ・紙のシワ・紙を重ねばりした影・修正ペン跡 なども、印刷で拾ってしまいます。
ただ逆に「なんでも再現できる」わけではなく、フルカラー印刷にはフルカラー印刷に適した色があります。

【4cフルカラーの再現に向かないもの】
印刷はできるが、原稿通りの再現はできず、全く同じ色にはならないというもの。
×着色の色が薄すぎるもの。
×色紙やシールを貼り付けたもの。
×蛍光っぽい色や、金銀などのメタル色。
×パソコンのカラープリンタでプリントした原稿。

(インクジェットのプリントは多くの場合蛍光色が含まれているため、
印刷にかけると暗めになります)
×モノクロ本文用の原稿用紙や、光沢紙を使っている原稿

栄光のノーマルフルカラーは4c分解といって、
C(シアン)、M(マゼンダ),Y(イエロー)、K(ブラック)の4色を掛け合わせてフルカラーを表現しています。
CMYKの色域外にあるような、上記の蛍光っぽい色や金銀などのメタル色が、
CMYKの色域に無理矢理あてはめられてしまうため、原稿と印刷の色の差が出やすくなってしまいます。
原稿に近い色に再現させるためには、原稿を、[CMYKの印刷に出やすい色]を使って描く必要があります。
[CMYKの印刷に出やすい色]とは、大型の文具店などで売っている4c分解のカラーチャートを見て、
カラーチャートに近い色を使っていけば、差が近くなってくるでしょう。

【表紙用の原稿用紙を使う場合の注意点】
特に原稿作成に慣れていない方は、サイズが間違っていると思ったような仕上がりになりませんので、
始めから、作りたい本のサイズ用の表紙用原稿用紙に描くか、本文用の原稿用紙に描かれた方が、間違いがありません。
(但し!本文用の原稿用紙には、モノクロ用として黄色や水色のケイ線がタチキリ内に入っていて印刷で拾ってしまうように、適さない物があります!!)
表紙用原稿用紙は栄光にご請求いただければ無料でお送りしておりますし、漫画用の画材を扱っている文具店でも販売されているかと思います。
家庭用プリンタでプリントしたものも使うことはできますが、トンボがない場合は、
同様に、表紙用原稿用紙に貼った状態でご入稿ください。 データ上でトンボも作っていれば、
真っ白な紙にトンボごとプリントして入稿でもかまいませんが、
その際は必ず、プリントすることでトンボのサイズが変わっていないか、プリント後に物差しなどで測って下さい。
プリンターの設定などで、自動で拡大・縮小プリントされていることがあります。

【本文用の原稿用紙を使う場合の注意点】
本文用の原稿用紙は、水色や黄色で、仕上がり枠や内枠などのケイ線が引かれているものが多いです。
これをフルカラーの印刷物の原稿として使う時、サイズは同じなので良いのですが、
モノクロ原稿だと出なかったこの[水色や黄色のケイ線]も、カラー印刷で拾って、仕上がりに出てしまいます。
なるべく、[カラー用]と描かれた原稿用紙を使いましょう。
また、表紙原稿を、表紙用の原稿用紙一つながりのものではなく、
本文などの原稿用紙2枚に分けて入稿の場合は、弊社で無料で面つけはしますが、
2枚の原稿をくっつける継ぎ目が、印刷に出てしまいますのでご了承下さい。




■2色刷り原稿をアナログ(紙)原稿で作る
多色刷とは、同じ紙に2色以上の違う色のインクを重ねて印刷します。
当社での多色刷は2色刷までです。3色以上の多色刷は行っておりません。
2c刷り図解
2cと紙の組み合わせ
多色刷の場合、印刷するインクの数だけ別々の原稿が必要です。
色インクで印刷する原稿の場合も、黒一色で作成して下さい。印刷に適した紙原稿は、単色刷の時と同じ白黒はっきりした原稿です。
トンボの外など印刷に出ない部分へ、それぞれ、
「1版目 Hセピアで印刷する原稿です」
「2版目 J牡丹で印刷する原稿です」と説明書きをつけて頂けると助かります。
(あくまで補助的なものですので、正式なものは発注書にお書き下さい。
万が一、発注書と原稿とで指示が食い違っていた場合、どちらで印刷されても弊社での責任は負いかねますのでご注意ください。)

多色刷の場合、原則トンボに従って作業します。
どんなにきっちり合わせてお作り頂いた原稿でも、印刷時の紙の伸び縮みその他の要因でズレが生じます。
弊社精度以上のクレームはお受けできませんので予めご了承下さい。
なお、意図的にズラしたデザインの場合、コピーをおつけ頂き、その旨お知らせ頂けると、作業がスムーズです。




■箔押し原稿をアナログ(紙)原稿で作る
箔押しとは、薄い金属箔を、金属型を使って熱で押しあてて貼り付けるものです。
原稿の作り方は多色刷りとよく似ていて、印刷用の原稿と、箔押し用の原稿を別々に作ります。
よく、箔押し用の原稿を小さい紙にそれだけかいて入稿なさるお客様がいらっしゃいますが、
どこに押せばいいのか位置がわかりませんので、印刷用の原稿と箔押し用の原稿用紙(トンボ)は、同じ物を使用して下さい。
印刷ではありませんので、印刷ほどの細かい柄・トーン再現、広範囲のベタ表現や細い白抜きなどは向いていません。
印刷した後に箔押し加工をしますが、別作業になりますので、2色刷り以上にズレが生じやすくなります。
印刷用の原稿では、箔押し部分を白抜きやフチドリにしないで、そのまま背景で埋めたほうが、ズレが目立ちにくく綺麗です。
綺麗に箔を仕上げるために


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